コラム2018.03.06
WeChat Payでお花見の商機を逃すな!中国人が日本の桜に憧れる理由
寒い日が続く中、ふとした日差しの暖かさに春が近づいている事を少しずつ感じる今日このごろ。桜の開花を日本人よりも待ち望んでいるのが中国人観光客です。中国の人々は日本の桜に憧れています。WeChat Payがお花見商戦の秘策になるはずです!
なぜ日本の桜に憧れるのか?
近頃では「爆花見」という造語もあると言われるほど、中国の人々は日本の桜の美しさに魅了されています。どうしてこれほどまでに日本の桜を見たいと思うのでしょうか?そして、どうしてWeChat Payがお花見の秘策になるのでしょうか?
中国にも桜の景勝地はあります。しかし、中国には桜を愛でながら飲食をして楽しむという習慣はないそうです。てっきり、日本と同じように桜並木のそばには屋台が立ち並び、流行のWeChat Payでちょっとした食べ物や飲み物を買っているのだと思っていました。中国人からすると、美しい桜を見ながら飲食をする日本のお花見スタイルは斬新に映るのかもしれません。
また、日本の風景にも魅力を感じているようで、川沿いに咲く他の花々と桜並木の競演や桜と街並みの調和など、「日本の桜は、桜以外も含めて総合的に美しい」と中国の人々は思っているようです。
中国には日本ほど桜の種類がないとも言われています。日本には寒桜をはじめ早咲きの桜から楽しめます。そして、代表的なソメイヨシノ、八重桜、枝垂桜など表情豊かな桜が見られることも中国人観光客にとっては満足度が高いのでしょう。
さらに、中国の人が日本と聞いて思い浮かべるものは、まず富士山、次に桜だと言います。初来日する中国人は必ず周遊ルートに富士山が見られるプランを選びます。富士山は季節を問わず拝めるわけですが、桜はそうはいきません。日本と言えば桜だと思っているのに、桜はほんの数週間しかお目にかかれないため、どこかまだ日本を堪能できていないという思いに駆られるようです。
桜の開花予報というのは日本独自のもので中国にはありません。この日本のきめ細やかな桜の情報を頼りに、満開になる4~5月の旅行計画を立てると言われています。日本を縦断する桜前線とともに、中国人観光客が全国各地にやってくるのです。
お花見商戦に使えるWeChat Pay
日本人でもお花見をしながらお弁当やお団子を食べるのが楽しく、ビールを飲んでほろ酔いで見る桜がまた最高だったりしますよね。日本人もついつい財布の紐が緩みます。日本の花見スタイルに憧れる中国人観光客は、まさに日本人と同じことがしたいのです。お花見商戦で勝つためには、中国人観光客にいかに日本人と同じようにお花見のお供を買ってもらえるかがポイントになってくるのではないでしょうか。
そこで考えたいのが、中国で人気を誇るスマホ決済「WeChat Pay」の導入です。中国では路上の屋台でもWeChat Payがあれば物が買えると言われています。中国人観光客が日本にお花見に来た時、中国と同様にWeChat Payで買い物をするといったラフなお金の使い方が出来れば、必ず喜ばれるはずです。
WeChat Payは、もともとSNSツールのWeChatからきています。WeChat上でも、春が近づくと日本の桜前線に関する情報や桜の名所に関する情報が掲載されます。桜の写真はSNS映えするため、実際に日本で撮った桜の写真を投稿すれば優越感を感じられるでしょう。
日本人も満開の桜を目の前にすると、感嘆の声をあげるものです。中国人観光客にとって、はかない桜の美しさは一生忘れられない思い出になるのかもしれません。桜の季節はこれからです。ぜひ、押し寄せる中国からの花見客を取り逃さないよう、WeChat Payの導入を検討してみて下さい。
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