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コラム2019.12.09

コスプレでインバウンドの地方誘致!その事例をご紹介

インバウンド客のコスプレ人気が高まってきているといいますが、具体的にはどのように集客をはかれば良いのでしょうか。地方創生の一助となり得るコスプレ人気。実際に行われたプロジェクトからそのヒントを探ってみましょう。

「NEXT COSPLAYER IN ASIA 2019」プロジェクトとは?

2019年5月7日「NEXT COSPLAYER IN ASIA 2019」プロジェクトが、福岡に本社を置くスカイコミュニケーションズ株式会社によってスタートしました。

人気コスプレイヤーのオリジナルキャラクターによるVチューバー活動と写真集の制作、関連イベントを開催するなどメディアミックスで展開しています。

写真集には、日本だけでなくアジアで人気のコスプレイヤーが20名以上参加し、コスプレイヤーに人気のカメラマンが撮影しています。

アジアの人気コスプレイヤーが日本の観光名所でも撮影しており、今後ヨーロッパ版なども出版予定だそうです。

また、このオリジナルキャラクターというのがポイント!地方と連携をすることによって、その地のオリジナルキャラクターを生み出し、その地域にコスプレイヤーやコスプレファンを呼び込むことができるのです。

 

<Vチューバーとは?>

バーチャルYouTuberの略です。外見が生身の人間ではなく、コンピューターグラフィックスやイラストのキャラクターであるYouTuberのことを指しています。

福岡県・鞍手町「くらて学園」を活用

福岡県・鞍手町には廃校を有効利用したアニメ・コスプレの聖地である「くらて学園」があります。この施設は、大規模なコスプレ撮影会場やイベント会場として利用されるほか、CMや映画の撮影としても使用されています。

この施設自体が地方創生の成功モデルとして取り上げられており、年間数千人のコスプレイヤーやファンが訪れる人気施設となっています。

そして、この施設をさらに活用した地方創生インバウンド事業として、今回のプロジェクトは仕掛けられました。

地方創生というと、地方自治体もお金を負担することが多いですが、こちらは町の予算を使わない運営をしているとか。町の理解と、この運営方法によって、自由度高く活動を行うことができており、ターゲットに対しても魅力あるコンテンツにつながっているのでしょう。

「くらて学園」のオリジナルアニメキャラクター

このプロジェクトでは、既存のくらて学園にもともとはいなかった完全にオリジナルのアニメキャラクターをバーチャル上の生徒としてデザインしています。しかも、そのキャラクターたちは、実在する人気コスプレイヤーを元にデザインされているのです。

モデルとなっているのは日本とアジアを中心とした20名以上の人気コスプレイヤー。彼女たちのSNSフォロワー数は、合計で300万人弱にものぼるといいます。

リアルイベントの実施

写真集の発売だけではなく、現地でのリアルイベントを実施。現地以外に、福岡市の中心部でも撮影会を行っています。

ここでは九州初上陸の人気コスプレイヤーの撮影ができるなど、コスプレファンの間では話題となったようです。

インバウンドの誘致はまだまだこれから

地方創生という意味では、成功と言えるこの事例。ただし、まだ日本人客の誘致がメインになっていると言えます。

日本と比べるとアジア各国の中にはまだコスプレに対する偏見がある国もあるそうですが、日本のコスプレ文化の流入により、その壁が取り払われつつあると言います。また、日本以上に若い層がコスプレに興味を持っているといい、これからのコスプレファン人口の伸びにも期待できるでしょう。

地方創生は、何もインバウンド客に絞ったものである必要はありません。国内のファンにとって魅力的なものであれば、いずれその魅力は国外のコスプレイヤーやコスプレファンに広がっていくでしょう。

またアジア人のコスプレイヤーが自国に向けてSNS発信し、さらに日本での活動を行うことによって、それを見た人たちが日本へ旅行をするきっかけになる可能性も十分にあります。

地方誘致という大きな話ではなくとも、アジア人コスプレイヤーと連携しての集客なども、方法として取り入れられるかもしれませんね。

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