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コラム2019.11.08

インバウンド客を魅了する、日本のマンガやアニメの魅力とは?

インバウンド客を魅了する、日本のマンガやアニメの魅力とは?

インバウンド向けの日本の魅力を表す「クールジャパン」。その代表格とも言えるのが日本のマンガやアニメです。日本人にも、マンガやアニメ好きな人は大勢いますが、世界での知名度や人気について知ると「こんなに!」と驚くかもしれませんよ。

どうして日本のマンガやアニメが人気なの?

おもしろい作品、感動できる作品など、そういった作品の魅力は、やはり言語対応さえすれば、国を問わず伝わるのだと考えられます。

他の国のマンガやアニメと比べると、日本のマンガやアニメは、ストーリーがとても丁寧に考えられていて、一つ一つの場面描写も細かいと言われています。またそのストーリーに登場する人物たちも丁寧に描写されており、主役だけでなく多くの登場人物の個性が表現されていて、そこが魅力だとも言われているようです。


世界といっても、どんな国で人気なの?

「世界で人気」と言われても、ピンとこないかもしれませんね。
ドラえもんを例にご紹介しましょう。

ドラえもんの原作マンガ(正規版)が発売されているのは、中国、香港、台湾、韓国、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、タイ、ラオス、カンボジア、インドネシア、キプロス、イタリア、スペイン、フランス、ロシアの17カ国です。
アメリカとカナダでは、2013年11月より電子書籍として配信されています。
他に、正規版ではない、いわゆる海賊版でも出回っていることもあり、もっと多くの国で知られていると言えます。

アニメ版は、もっと幅が広いです。
これまでに放送されたことがある国は、以下の55カ国(香港や台湾なども1カ国でカウント)です。

アメリカ、カナダ、ブラジル、コロンビア、チリ、アルゼンチン、エクアドル、ボリビア、ペルー、パラグアイ、ベネズエラ、パナマ、メキシコ、プエルトリコ、キューバ、ドミニカ共和国、ニカラグア、コスタリカ、ホンジュラス、エルサルバドル、スペイン、イタリア、フランス、ポルトガル、ポーランド、ベラルーシ、ロシア、イギリス、サウジアラビア、カタール、UAE、オマーン、イスラエル、トルコ、アルジェリア、リビア、チュニジア、中国、香港、マカオ、台湾、韓国、インドネシア、マレーシア、タイ王国、ベトナム、フィリピン、シンガポール、カンボジア、インド、バングラデシュ、ブータン、ネパール、パキスタン、オーストラリア

え?そんな国でも?っと思った人も多いのではないでしょうか。
まさに、「世界で人気!」ということが実感できると思います。

ドラえもんの他に世界で人気なマンガやアニメの例

日本でも絶大な人気を誇る歴史の長い「ドラゴンボール」「ちびまる子ちゃん」。比較的新しい部類に入る「ワンピース」「NARUTO」などは、海外にも大勢のファンがいます。
東京タワーにあるフットタウンには、東京ワンピースタワーが2015年に開業し、インバウンド客が大勢訪れています。兵庫県の淡路島にも「NARUTO」のテーマパーク(ニジゲンノモリ「忍里」)が2019年に開業しています。こちらもインバウンドを意識したと考えられます。

他にも「ポケットモンスター」はアニメとしてはもちろん、キャラクターとしてのピカチュウも大人気です。
2016年に配信され、今でも人気が継続中の「ポケモンGO」に至っては、日本ではなくアメリカ、オーストラリア、ニュージランドでの先行配信でした。カナダやヨーロッパについても、日本より数日早く配信されているんですよ。
その後は、中東や中南米などでも配信されています。
2019年にはついに10億ダウンロードを超えましたが、様々なギネス記録を打ち出すおばけアプリになっています。
ゲームの面白さももちろんですが、ポケットモンスターのストーリーやキャラクターの魅力があってこその人気と言えるでしょう。

最後に

想像以上に日本のアニメやマンガは世界で知られていて、愛されていることが感じていただけたでしょうか。
日本で生まれたものが、世界の人たちの生活に彩りを加えていると思うと、嬉しいですよね。
このようにアニメやマンガは、インバウンド客へのアプローチにも大きな力を発揮することになると言えます。

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