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コラム2018.12.10

日本の正月で中国人観光客がやってみたいこと4選

日本の正月で中国人観光客がやってみたいこと4選

 

正月は中国人観光客にとって日本の伝統文化を体験できる絶好のタイミングです。実際に元旦にあわせて日本を訪れる中国人は少なくありません。では、日本の正月で彼らは何を楽しんでいるのでしょうか。中国人観光客の過ごし方の例を4つご紹介します。

 

1.おせち料理

おせち料理は、江戸時代から形式が変わらぬまま続いている伝統料理です。盛り付けや色合いが華やかであるうえ、それぞれの料理が意味をもつ点が、外国人にとって大変興味深いようです。また、煮物が多くヘルシーな料理が多い点も外国人に評価されています。

正月に日本を訪れた中国人観光客は、スタンダードに宿泊先や和食店などで、おせち料理をいただくほかに、ネット通販を利用する人が増加傾向です。

通販のおせち料理は比較的リーズナブルで豪華なものが多いので、それをあらかじめ注文・決済し、ホテルを届け先にしておくと正月にホテルの部屋でおせち料理をいただくことができるのです。

ただ、中国の食文化では冷たい料理は「縁起が悪い」「身体を冷やすので体によくない」と考えられるため、おせち料理は基本冷えていることに抵抗を感じる人も少なくないのも事実。

そんな中国人観光客は、おせち料理と一緒にいただく温かいお雑煮の方が親しみやすいのかもしれません。中国人向けのお正月料理には温かい食べ物や飲み物を添えておもてなしすると喜ばれるでしょう。

 

2.初詣

新年を迎え、1年間の幸運祈願に神社仏閣を参拝する初詣。中国人は、日本の歴史や文化に興味がある方が多いので、お正月の初詣は外せない観光スポットです。

中国人が初詣で寺社仏閣を訪れる際は、昔から変わらない伝統的な建築物や、美しい自然風景に触れることを楽しみます。また寺社仏閣で購入できるお守りは、お土産にも人気で、それを目当てにしている人も少なくないようです。

 

3.着物(振袖)のレンタル

日本文化の体験が大好きな中国人。着物を着て、正月ならではの風景や景色を楽しむことは、彼らがやってみたい体験の一つと言えます。

特に、豪華な刺繍が美しい振袖は中国人女性の憧れの的。せっかく一年に一度のおめでたい日に日本を訪れているのですから、振袖を身にまとい華やかに過ごしたいと思う気持ちは共感できますよね。

 

4.福袋の購入

爆買いブームが下火になりつつある中国人観光客ですが、初売りの福袋に関しては例外といえます。格安価格で複数の商品が入っている福袋は、お得感に敏感な中国人にとって大変魅力的なようです。オープン前から並んで福袋を求める中国人の姿を多くみかけます。

中国人のお目当ての福袋としては、百貨店のもの、ヨドマシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店のもの、無印良品やユニクロなどの衣料品;店のものが挙げられます。

なかでも百貨店の福袋は、確かな品質と様々なジャンルの商品を取り扱う信頼から爆買いの本命とする中国人は多いようです。百貨店では、特に貴金属・装飾品、衣類、化粧品、生活用品が人気傾向といいます。

そうした中国人観光客の動きを見越し、大手百貨店では、外国人観光客を意識した商品(例:ランドセル・魔法瓶・セラミック製包丁・真珠のアクセサリー)の福袋を揃えたり、外国人向けの免税カウンターを増加したりといった外国人客の対応に備える動きがみられました。

 

まとめ

元旦に、日本を訪れる中国人の楽しみ方をご紹介しました。そもそも中国において元旦はそれほど意味をもたないようです。その代わりに春節(旧正月)に新年のお祝いを盛大に行います。中国では春節は長期休暇になるため、訪日中国人の数も毎年ピークとなります。

そんななか、あえて日本の正月の時期に訪日する中国人観光客は、ただ純粋に日本ならではの文化や習慣に触れたいという一心でやってくるのかもしれません。

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