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コラム2018.06.19

中国人観光客が家族で日本にやってくる!中国の長い夏休み!

中国人観光客が家族で日本にやってくる!中国の長い夏休み!
春夏秋冬問わず、いつでも中国人観光客が街に溢れているような気がしていませんか?1年中、中国人は日本やってきますが、ピークは中国の夏休みがある7~8月です。夏休みに家族旅行をするのは、日本人も中国人も同じです。中国の夏休みについて調べました!

中国の大型連休

中国の夏休みについてお話しする前に、簡単に中国の連休についておさらいしておきましょう。

2018年の中国の祝日は、元旦・春節(2月15~21日)・清明節(4月5~7日)・労働節(4月29日~5月1日)・端午節(6月18日)・中秋節(9月24日)・国慶節(10月1日~7日)となります。特に有名なのは、旧正月にあたる春節と国慶節です。この2つはどちらも7日間公休が取れるので、中国人にとっては絶好の海外旅行チャンスになります。

そうなると、春節の2月と国慶節の10月に中国人観光客が多いと考えるのが自然ですが、実はそうではありません。

日本政府観光局(JNTO)が発表している数字を見てみましょう。中国人観光客は2017年に約735万人が日本を訪れましたが、ピークは7月と8月です。7月で約78万人、8月で約82万人となっています。平均すると、だいたい月に60万人強の中国人観光客が訪日していますので、サマーシーズンのこの数字は頭一つ出ていると言えます。

日本の夏休みと中国の夏休み

夏に中国人観光客が増えるのは、日本と同様に学校の夏休みがあるからです。

中国の学校は2学期制になっており、7月初旬から8月末まで2ヶ月間も夏休みがあります。中国でも家族連れの国内旅行ニーズを取り込む為、観光地では子ども向けのイベントがたくさん用意されます。

一方で、日本と同じように子どもを連れて家族で海外に出かけようという人もいます。更に、中国の大学生の間では卒業旅行が流行しており、夏の長期休暇を利用して日本にやってくる大学生も多いのです。

夏の旅先として日本が選ばれている理由は、中国から近くて旅費が抑えられること、治安がよくて家族で楽しめるアミューズメント施設が多いことが挙げられます。

夏の家族連れを取り込む集客方法

日本人も中国人観光客も一斉に家族で観光地を訪れるとなると、今から夏休みの旅行を考えるだけで、小さな子供を持つ親は辟易としてしまいますよね。
そんな家族連れの中国人観光客が増える夏は、インバウンド需要を取り込みたい側にとっては集客のベストシーズンであるとも言えます。そこで中国人の家族連れを集客する方法としてお勧めするのが、スマホ決済の代表格であるWeChat Payの導入です。

WeChat Payは、中国人にとって生活の必需品になっています。高額決済というよりは、小銭入れのように普段使いをしている人が多いのが特徴です。旅行中、子どもが冷たい物を飲みたいと言った時や、日陰を探して店舗に入った時にWeChat Payが利用できれば、中国人にとってこれほど便利なことはないでしょう。

加えて、子連れの旅行は荷物が多くなります。財布を出さずにパッと支払いが出来る手軽さも、子連れの中国人観光客にとっては大きなメリットに映るのではないでしょうか。

また、WeChat Payはもともと「WeChat」というSNSアプリから誕生しています。日本旅行で好印象だったお店の評判が、ママ友同士の口コミによって広がり、次の新たな集客やリピートに繋がる可能性は高いと考えられます。

最後に

中国人は、子どもへの投資額が多いと言われています。「夏休みに、日本で特別な体験をさせてあげたい」「美味しい物を食べさせてあげたい」という親心は、旅行消費額アップの動機になるでしょう。
WeChat Payを始める時に店舗側で用意するのは、タブレット端末とネット環境だけです。中国の夏休みに向けて、今からWeChat Payを始めてみませんか?

 

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