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コラム2018.01.05

中国の連休はいつ?中国人観光客の動きを予測してより効率的なインバウンド集客を!

中国の連休はいつ?中国人観光客の動きを予測してより効率的なインバウンド集客を!

中国で最も長い連休のひとつ国慶節には、日本でも中国人観光客が溢れていました。2017年度も延べ7億人超が国内外に出かけ、日本はタイに続き2位の渡航先だったよう。インバウンドの大きなビジネスチャンスともいえる中国の連休についてまとめてみました。

中国の祝日“節”とは?

中国の祝日は、西暦と旧暦をあわせたものになっており、①毎年日付が固定のもの②旧暦で毎年日付が固定のもの③毎年日付が変動するもの、の3つの種類があります。
決められた1日だけが祝日となっている日本と違って、中国には“節”と呼ばれる一定期間の祝日があり、指定日の祝日を中心として、国家がその年毎に休日を数日間設定します。年間に6つの大きな“節”があり、加えて元旦も祝日に設定されているため、7つの祝日期間があります。

中国の祝日にはどんなものがある?

それでは具体的にどのような祝日、連休があるのかみていきましょう。

◆元日 西暦1月1日
中国では旧正月に新年を祝うので、元旦は単に西暦が変わる日という程度の感覚で、ごく普通の休日です。

◆春節(旧正月) 旧暦1月1日(西暦1月下旬~2月中旬で変動)
中国ではこの春節を、お正月として盛大にお祝いします。昔から春節は実家で家族と過ごすのが一般的でしたが、近年では旅行先で過ごすニーズも高まってきているようです。尚、小・中・高ではこの春節をからめて1か月程が冬休みとなっています。

◆清明節 春分から数えて15日後の日
掃墓節とも呼ばれ、先祖のお墓参りをする日とされています。祖先を敬い祭る行事が、中国各地でも行われます。

◆労働節(メーデー) 西暦5月1日
正式には国際労働節といい、世界各国で行われる労働者の祭典です。中国、ベトナム、北朝鮮などの社会主義諸国をはじめ、多くの国が祝日としています。

◆端午節 旧暦5月5日
日本の端午の節句とは違い、楚の愛国詩人・屈原が川に身を投じた日とされ、その故事にちなんでチマキを食べる習慣があります。

◆国慶節 10月1日
中国の建国記念日。毛沢東主席が中華人民共和国の成立を宣言した1949年の10月1日以来、国祭日として祝われている祝日で、中国では一週間の大型連休となります。

◆中秋節 旧暦8月15日
満月を愛でる日であり、古くから家族円満を願い、月餅を食べて家族団欒を過ごす日とされています。

祝日の日数は元旦、清明節、労働節、端午節、中秋節はそれぞれ1日、春節と国慶節はそれぞれ3日間。この法定祝日に前後の土日をつなげて、3連休や7連休が作られます。
毎年12月初旬に政府・国務院により次の連休が発表されます。

訪日のピークは?

このように毎年連休の日程も変わるので、中国のインバウンド対策を考えるにあたっては、その年のカレンダーはぜひ頭に入れておきたいですね。
中国人観光客でにぎわう時期としてよくニュースでも取り上げられる春節と国慶節は、やはり集客時期として注目すべきでしょう。これらの時期が訪日の中国人観光客数のピークかと思われがちですが、実は統計でみると年間を通して最も多いのは7月と8月。これは、日本同様に学校が夏休みに入るためです。
カレンダーの連休に加えてこの7月8月に向けていかにインバウンド対策ができるかが、集客のポイントのひとつだといえますね。

2018年度の連休は?

2017年の12月に発表された、2018年度の祝日は以下のようになっています。

元旦:1月1日(月)3連休
春節:2月16日(金)7連休
清明節:4月5日(木)3連休
労働節:5月1日(火)3連休
端午節:6月18日(月)3連休
中秋節:9月24日(月)3連休
国慶節:10月1日(月)7連休

最後に

年々増加する中国人観光客。今の時期、中国ではどのような期間なのかを知っておくことは、インバウンドビジネスに携わる中で何らかのヒントになるかもしれません。年間を通じてその動きも予測しながら、より効率的に、集客に繋げていきたいものですね。

 

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