コラム2017.09.04
銀聯グループについて
World越境ECやスマホマルチ決済にも深くかかわりがある銀聯グループ。World越境ECなどをはじめていくうえで知っておいたほうがいい銀聯グループはどんな企業なのか説明していきます。
中国銀聯とは
中国人民銀行主導により設立された、デビット/クレジット決済ネットワーク運営会社。中国国内の銀聯カード産業の発展と、バラバラだった金融機関の決済システムやルールを統一させる事を目的として設立した銀行連合組織。中国国内では現在400以上の銀行組織が加盟している。
銀聯国際とは
国際業務を取扱う銀聯子会社。各国主要銀行と契約して海外現地で銀聯カードの加盟と普及、利用環境整備を行う会社。
銀聯商務とは
銀聯商務はアジア最大の決済会社であり銀聯グループの中核会社。中国全337都市に事業を展開し、加盟店舗649万社、POS端末811万台を有する会社。
銀聯カードとは
銀聯カード発行枚数は中国国内では16億枚、他国も合わせると60億枚を超える。
中国では与信審査や信用情報が未発達であるため、カード所有者の多くはデビットカードで、中国以外にも、日本・アメリカ合衆国・大韓民国・タイ・シンガポール・ドイツ・フランス・オーストラリアなど、約20カ国に加盟店を広げており、VISAやMasterCardの様な、国際ブランドに近い存在となりつつある。
まとめ
中国全土や他国も網羅し、年間決済が1080兆円をこえる銀聯グループ。そんな銀聯グループのユーザーをマーケットにできるWorld越境EC。弊社のサービスをご利用いただければ巨大なネット市場への進出が可能になるので、海外販売を検討されている方はこの機会にご相談されてみてはいかがだろうか。