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コラム2019.08.06

ウィーチャットペイスマート旗艦百貨店に認定された阪急阪神百貨店の取り組みとは?

中国人にとってインフラともいえるSNSアプリのウィーチャット。この度、中国国外で初めてウィーチャットペイスマート旗艦百貨店に阪急阪神百貨店が認定されました。そんな阪急阪神百貨店の取り組みをご紹介しましょう。

ウィーチャットペイの導入

ウィーチャットはテンセント社が運営する、10億人を超えるユーザーを抱えるSNSアプリです。
中国人観光客を取り込みたいと思っている企業としては、ぜひ導入したいツールです。そのウィーチャットの決済機能であるウィーチャットペイ(WeChatPay)は日本国内でも様々な店舗で導入されており、目にすることも増えてきました。

そんなウィーチャットペイを、阪急阪神百貨店では2017年に導入を開始しました。本店だけではなく、阪急メンズ大阪や阪急メンズ東京でも使用できるようになっています。

ウィーチャット ミニプログラムの導入

ウィーチャット ミニプログラムとは、ウィーチャットが立ち上げたミニアプリのようなものです。こちらはウィーチャットに組み込まれていて、ダウンロードもインストールもしなくて良いため大変便利です。ウィーチャットアプリ一つをダウンロードすれば良いので、ホームスクリーンの整理も必要ありません。

このミニプログラムに阪急阪神百貨店ではいち早く着手し、ウィーチャットペイの普及に取り組んできたのです。

レストランQRコードオーダーの導入

続いての取り組みは、レストランQRコードオーダーの導入です。
中国人にとって、レストランにQRコードが置いてあることはごく自然なことです。レストランのオーダーについてのもこのQRコードを活用しているのです。

テーブル席にあらかじめ置いてあるQRコードを中国人観光客が読み込み、そこから注文を完了することができます。
これにより、慣れない日本語や英語で注文をしなければならないというストレスから解放され、より気楽に、ゆっくりと食事を楽しむことができるようになります。

これはお客様側だけのメリットではなく、注文を取りに行くという手間が省け人件費が抑えられますし、また慣れない言語を互いに使うことによるオーダーミスも無くなるため、お店側にもメリットになるといえます。

化粧品予約受取サービスの導入

2019年7月に、中国顧客に向けた新たなサービスの導入をしました。それが「化粧品予約受取サービス」です。

これはウィーチャットを使って化粧品を事前予約しておき、店頭でその商品をすぐに受け取れるというサービスです。
1つのブランドごとに受けとる必要はなく、複数ブランドの商品を化粧品エクスプレスカウンターで受け取ることも可能になっています。スタート時点では、15ブランドが対象となっています。

取り組みが認められ、ウィーチャットペイスマート旗艦百貨店に認定

これらの取り組みの他にも、各種キャンペーンを実施したり、ミニプログラムの中で、AI人工知能を活用した「店内案内」や海外VIP顧客クラブの会員カードの「電子会員化」 などを進めています。

こうした中国人観光客の利便性を向上させる取り組みを積極的に行い、ウィーチャットペイの普及に貢献したとして、中国国外で初めて阪神阪急百貨店がウィーチャットペイスマート旗艦百貨店に認定されたのです。

最後に

阪急阪神百貨店が運営する9店舗では、直近でもキャンペーンを行なっています。7月16日から9月15日までウィーチャットを使って電子クーポンを配布している他、そのクーポンを使って1000元以上購入すると、40元を割引してもらえるというものです。

阪急阪神百貨店では今後もこのようにテンセント社と連携し、様々なサービスを導入し、キャンペーンを実施することで、より中国人観光客が便利にショッピングや食事を楽しむことができるようになることでしょう。

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